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年頭のご挨拶2020年01月01日

 

年頭のご挨拶

古川商工会議所 会頭 村田 秀彦

新年あけましておめでとうございます。平素より当会議所事業に格別のご理解ご支援を賜り、衷心より厚くお礼申し上げます。

 さて、昨年は、年号が変わり新しい時代「令和」の幕開けという歴史的な年であり、私自身も第31期古川商工会議所会頭に就任した節目の年でもありました。そのような中、大崎地域は大きな風水害に見舞われ、多大なる経済損失を被りました。災害対策・対応については、これからも継続的に取り組まなければならない重要な課題であります。地域によりスピードの違いこそあれ、「地方創生」を具体的に進めることによる発展こそが、本当の意味での「復興」につながるものだと改めて感じております。

令和の時代が始まり、「日本資本主義の父」と呼ばれ、「日本商工会議所の父」でもある渋沢栄一翁が、一万円の顔となることが決まり、2021年のNHK大河ドラマにおいてその生涯が描かれることとなりました。よく引用されております「道徳と経済の一致」や「道徳経済合一説」は、「商売はもうかればいい」という風潮に対しまして、武士の精神と商人の才能を併せ持つことを意味します「士魂商才」を訴えた渋沢翁の精神として表現されている言葉だと思います。お札やドラマに描かれることを、大変喜ばしく思うとともに、渋沢翁の精神を継ぐ商工会議所の果たすべき役割は、大変大きいものがあると感じております。

古川商工会議所は、昭和26年(1951年)7月7日、設立スタートし、それから68年が経過しました。この年月の間に、諸先輩方が残されました多くの財産を受け継ぎ「新たな挑戦」として、商工会議所のネットワークをいかんなく活用し、山積みする課題に、積極果敢に取り組み、乗り越えてまいりたいと思います。

今後とも、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

 

 

 

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